歯科甲子園(D1グランプリ)歯科医師推薦文

大阪府・坂井歯科医院
歯科医師 中埜秀史様

私にとって特に印象に残っているものは覆面調査員です。 覆面調査員は各医院の接遇などを中心に評価をするのですが、冷静に考えてみる と歯科大で接遇の授業を受けた記憶が私にはありません。もちろん卒後もそういった 事に触れる機会が非常に少なかったと思います。
D-1グランプリに参加させてもらう事で、初めて接遇について考えさせられました。当時は覆面調査員への対策を考え、調査期間中には細心の注意を払いました。しかし、実際に評価を受けて感じた事は、その場限りの接遇には意味がないという事です。 本当の覆面調査員は日々受診される全ての患者様だけでなく、出入りの業者を含めた全ての来院者が覆面調査員だということです。この真の覆面調査員が医院のパロメーターである口コミに対して絶大な影響を及ぼします。
D-1グランプリに参加させてもらった事で、われわれの接遇を更に向上させる事で医院に良い影響を及ぼしていきたいと思いました。

大阪府・かほりまち歯科
歯科医師 坂田吉郎様

D1発足当時、我々の医院は開業して間もない医院でした。来院患者も一日30人程度で、アポイントも空きが目立つ医院でした。
そのような状況で大会に参加したのですが、覆面調査員の結果、電話対応、受付の応対、清掃、挨拶、カウンセリングなどあらゆる項目で指摘されることで、問題点を改善しようとスタッフのモチベーション及びチーム力が格段と向上し、現在では一日の来院患者数が80~90人程の医院へ発展することが出来ました。
これはD1に参加した結果といっても過言ではないと私自身考えています。
歯科医院には当然、ドクターや衛生士の治療技術は大切なのですが、スタッフの患者さんに対するホスピタリティー精神を養う事が医院の顧客満足度向上への近道だと気づかされる大会のように思います。
これからもより多くの歯科医院様が大会へ参加される事によって歯科業界全体が発展することを願っています。

歯科甲子園(D1グランプリ)スタッフ推薦文

大阪府・坂井歯科医院
スタッフ 明石久美子様

D1に参加して率直な感想と言えば、達成感そして医院全体の一体感です。坂井歯科医院のようなスタッフ数が多い医院にとって一体感になることの難しさは計り知れないものがありました。でも結果D1準優勝という何事にも代えがたい達成感は、最高の思い出として私の記憶の中に永遠に刻み込まれるでしょう。

大阪府・坂井歯科医院
スタッフ 辻信子様

覆面調査は普段自分たちが気づかないところを指摘してもらう事で、改善点に気づくことができ、大変意義があったと思います。また、準決勝のDVD作成、決勝のステージ上でのパフォーマンスに関しては、それらの準備にかなりの時間を費やすので、正直負担が大きかったが明らかに医院の団結力が高まりました。

大阪府・坂井歯科医院
スタッフ 坂東美香様

校最後の文化祭、クラスでやったライオンキングの劇で舞台に立った。クラス一丸となり、キャストも裏方作業の人も最優秀賞という共通の目標に向かった日々。D1に参加し18歳の自分が感じた仲間の大切さ、同じ目標を持つ喜び、そして共に過ごし全力で向き合ったかけがえのない時間を24歳で再び感じることが出来ました。年齢も役職もそれぞれ違うけれど医院やスタッフの為にぶつかり、励ましあいチームだけでなく個人としても成長できたように思います。結果はあの時と同じ準優勝でしたが、これから働く上で大切な事に気づけました。

東京都・新井歯科
スタッフ 相京様

第一回歯科甲子園を行った年に私は新井歯科に勤めました。
覆面調査の方の電話応対や接遇を実際に行い、カウンセリング等も勤めさせていただきました。緊張していた事もあり言葉に詰まることもありましたが、第一回の覆面調査の結果は全て満点を取ることができ、自分の接遇に自信が持つことが出来ました。翌年の歯科甲子園も当院は出場しました。
もちろん今回も満点を取り、決勝戦に出場することを目標に日々勤めました。しかし、その時に私自身2年目ということもあり、慣れが生じていました。それが表に出てしまい満点を取ることが出来ませんでした。
調査員の方のコメントを読ませて頂き、どこが足りなかったのか?どこが流れ作業になってしまったのか?自分自身では気付かなかった部分やどうすれば患者様がリラックス出来る様になるか等も調査員の方のコメントでどう改善をしていけば良いのかを、読み取る事が出来ました。
通って頂いてる患者様が口に出せない事を調査員の方が教えてくれたのだと思い、更なるホスピタリティ向上の為にも毎日の積み重ねだということも分かりました。歯科甲子園の出場したことにより、自分の接遇の自信にも繋がるし、欠点も見付けることが出来ました。

東京都・新井歯科
スタッフ 平有希様

当院では、第1回、2回、4回目の歯科甲子園に参加させていただきました。この3回の歯科甲子園を通してエントリーしてよかったと思ったことは大きく3つあります。
まず、一つ目は自分の対応がいかに他の方にどうみられているのかということが点数で、またコメントで詳細にわかるのでとてもためになります。その結果をもとに自分の接遇を顧みることができるとてもすばらしいことだとおもいます。
2つ目は、一つの目標をたててそれを達成するために共に学び、励みあっていくことができチームワークがよりあがったことです。一つの目標があるとみんなで意見交換しながら行動に移していくことができそれによって自分とは違う考え方や意見なども聞けて人の思いや行動の受け取り方は十人十色ということが実感もまたできました。
最後に3つ目は準決勝や決勝大会で他院の方々の歯科で仕事をするにあたっての熱い思いや理念、体験などを聞けたことです。そういった事はなかなか同じ職種であってもなかなか聞ける機会というのもなかったのでとても新鮮でしたし、前回の時は他院の方々と一緒に行える勉強会もあったのでとてもいい刺激をいただけました。
以上が歯科甲子園にエントリーしてよかったと思える大きく分けた3つでございます。毎年毎年、新たな挑戦をしていく歯科甲子園、今年も参加させていただくことになりました。まずは顧客満足度部門でまた、1位をとれるように日々励んでいきたいと思います!

大阪府・かほりまち歯科
スタッフ 今道薫様

歯科甲子園が開催されたのは当院が開院して間もなくのことでした。期待を膨らませて開院しましたが問題は山積みでした。そんな時にこの歯科甲子園が始まりました。
チェックリストを毎日読み合わせ、チェック項目を頭にたたみ込み覆面調査に挑みました。
結果が出る度に皆で喜んだり、悪かったところを見直しました。覆面調査期間は毎日が緊張で生きた心地はなかったですが3回の覆面調査と結果を通じてスタッフのやる気とモチベーションは高くなっていきました。
一人一人のスタッフの責任感が強くなり新人スタッフも自分が出来ないことを改善しようと積極的に仕事に取り組むようになりました。
この歯科甲子園を通して接遇を見直すきっかけになり、特定のスタッフにしか出来ないことを減らそうとスタッフ一人一人が努力をした結果、医院全体のレベルが上がり、地域の皆様に愛される医院作りが出来ました。そして自然と開院当時の問題は一つ一つ改善されました。

岐阜県・早野歯科医院
スタッフ 石原美里様

今回、歯科甲子園のステージに上がらせて頂いた事で私が得たことは、スタッフ全員で一から作り上げることの大変さと出来上がった時の喜びを共有できたことです。
今の医院では、治療や医院業務のシステムなど、たいていの事はもう出来上がっており、まっさらの状態から考え、形にするという事がありませんでした。
決勝のステージで「私たちがどんなことをしてきたのか」「どんなことを伝えられるのか」を形にすることで、今までの先輩が培ってきてくださったことがどれだけ大変だったかを感じることが出来ました。
無事に発表を終え、ステージから降りた時に、全員が涙を流して称えあったことは、今でも胸を熱くさせます。
また、取り組みを進めるにあたって、院長先生とのコミュニケーションが増えたことも、大きな変化だと思います。それまで必要な事しかお話ししなかったことも、「どんな事を考えて話しているのか」「どのように伝えたら分かりやすく理解してもらえるか」など、考えながら話すようになりました。それによって、今まで以上に院長先生とお話をする機会が増え、私自身が医院をもっと良くしたいとより強く感じるようになりました。

岐阜県・早野歯科医院
スタッフ 石原美里様

歯科甲子園に参加してよかったことは、スタッフ全員で団結して達成感を味わえたことです。
当院には様々な目標がありますが、なかなか達成できずにいました。限られた日数で予定をたて、試行錯誤を繰り返して、よりよいもので発表したいとスタッフひとりひとりが思っていました。発表の内容を考えていくなかで、それぞれのスタッフの想いも知るきっかけともなり、今後の当院の課題も見つけることができました。
発表当日全員がとても緊張しているなかで、励まし合ったり、一緒に深呼吸をしたりとチームワークも感じました。発表も無事おわり、全員でやればできるのだと達成感を味わいました。この経験はわたしたちの自信につながりました。
覆面調査でも、ご指摘を頂けるので、毎回話し合い、改善点を考えています。また満点をとれたときも全員で喜び、わたしたちがしていることは患者様に喜ばれているのだと自信へとつながっています。
今後もたくさんの難問に出合うと思いますが、この経験と達成感を思い出し、今後も努力し続けたいと思います。